タイの地元テレビ局のニュース番組や地元新聞にも「世界の仰天ニユース」のようなコーナーがあります。普段は真面目なニュースを取り扱うメディアでも、特にタイ語のみの海外ニュースコーナーでは、日本では深夜番組や東スポのようなスポーツ新聞で扱われるようなネタを突然紹介していたりするので、予断を許しません。
まずは、タイのニュース専門チャンネル最大手TNNの朝のニュース番組「グッドモーニング」内の「グローバル・フォーカス」という、真面目そうなコーナーです。2017年2月19日に紹介されたのは「スペインで中国人がカンフー修行」という内容。
しかし、映像は、カンフー服を着た屈強な中国人男性が股間に丸太をぶつけられたり、股間を蹴られたり、自らレンガや拳を股間に打ちつけたりといった、男性の急所を鍛える鍛錬の風景。。。タイのニュース専門チャンネル最大手で、朝から、こんなニュースを流すか!といった内容です。
次は、タイ字紙「マティチョン」も発行するマティチョン社のタイ字紙「カオソッド」の記事です。「カオソッド」は硬派な報道記事や英語版があることでも知られているのですが、2017年2月19日には「パラグアイで、バイク上でセ●クスしながら高速道路を爆走」という記事を掲載。
「カオソッド」のWEB版の記事では、下記のユーチューブの映像もバッチリ掲載されているという、まさに至れり尽くせり!の読者ファーストの編集方針です。
タイは日本の半分くらいの人口の割には、テレビ放送の多チャンネル化が進み、新聞の数も多いため競争が激しいのでしょうか? そのため、人目を引くキャッチーなネタも必要という事情もあるのかもしれませんが、日本なら視聴者や読者からの抗議の電話が殺到しそうですね。
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