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【更新】バンコクで日本人に誘拐され拷問中の日本人男性、無事救出される

【更新】バンコクで日本人に誘拐され拷問中の日本人男性、無事救出される

2017年6月9日(金)、22時30分頃、トンロー警察とツーリストポリスの警察官は、バンコクのエカマイ・ソイ23にあるグランド・ハイテック・タワーマンションを家宅捜索し、誘拐されていた日本人ビジネスマンのワヤナベ・ツネミ氏を救出し、日本人3人を強盗、不法監禁、身体的暴行などの容疑で逮捕しています。現在、タイ警察は、タイ人が犯罪に関与しているかどうかを調査しています。

719室内のベッドに電源ケーブルで拘束されていたワタナベ氏は、クレジットカードの暗証番号を聞き出すために、誘拐犯からバットで殴られるなどの拷問を受け、右脚が骨折していたため、すぐにバムルンラード病院に搬送されています。

室内で逮捕された日本人は、押収されたパスポートから、小針政人(コバリ・マサト)、宮田清人(ミヤタ・キヨト)、鶴添玲王(ツルゾエ・レオ)各容疑者の3人。タイ警察は、小針容疑者が背中に大きな入れ墨を入れており、左手の小指が無かったことから、日本の暴力団組織と関係との関係の有無を調査中です。

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タイ警察発表によれば、ワタナベ氏のタイ人の奥さんから、主人が家を出た月曜日以降、帰宅していないと、水曜日に警察に捜索依頼がありました。彼女は建設請負業者から火曜日に電話があり「夫を探すな」と警告されていました。

その後、タイ警察が、ワタナベ氏の友人とタイ人の奥さんを聞き取り調査したところ、皆「ワタナベ氏と長い間、確執がある日本人の建設請負業者に誘拐されたかもしれない」と証言したことから、同氏が誘拐された可能性が高いと考え、本格的な捜査に乗り出しました。

月曜日、ワタナベ氏は、タイ人の奥さんと一緒に住んでいた自宅で、宮田容疑者から「仕事の件でで話し合いたい」との電話を受け、スクンビット・ソイ49にある宮田容疑者の部屋に呼ばれてから行方不明になっていました。

2017-06-11▲被害者男性が呼び出された、スクンビット・ソイ49にある宮田容疑者が住んでいたコンドミニアム

その後、タイ警察の捜査中、スクンビット・ソイ26で何かを買うために駐車していた白いトヨタ・ヴィオスの車内にいる容疑者を発見し、その車を追跡した結果、ワタナベ氏の救出に成功。

「救出作業が遅れていたら、誘拐犯たちは、ワタナベ氏のクレジットカードの暗証番号を吐かせるために拷問していたため、彼は殺されていた」と、タイ警察は発表しています。実際、警察が家宅捜索のため踏み込んだ金曜日の朝には、同氏の一部のカードから現金が引き出されていました。

また、容疑者たちは、ワタナベ氏を殺害した後、遺体を処理するために、すでに部屋内に、黒いゴミ袋、大きなビニールシート、結束用テープ、ノコギリ、ロープなどを用意していました。

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タイ警察情報によれば、誘拐犯たちは、ワタナベ氏にクレジットカードの暗証番号を吐かせるために。彼の右脚が骨折するまで、野球バットで拷問していたとのこと。

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タイ警察の情報によれば、3年前、ワタナベ氏が日本の自宅を改修を宮田容疑者に依頼した際、下請けの鶴添容疑者の仕事が遅く、納期に間に合わなったトラブルがありました。その際、ワタナベ氏は宮田容疑者に1日1万円の遅延金を科しています。その後、鶴添両容疑者から自宅から1500万円相当の貴重品が盗まれたと、ワタナベ氏が日本の警察に訴えていたという確執があったとのこと。

タイの地元メディアでは、日本のヤクザ絡みの事件として結構大きく報道されています。

Source:The Nation

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