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タイ警察のオトリ捜査官は美しい?女装巡査部長の奮闘で犯人逮捕!

タイ警察のオトリ捜査官は美しい?女装巡査部長の奮闘で犯人逮捕!

バンコク近郊ノンタブリ県にあるラタナティベート署は、警察管区内で頻発する、女性ばかりを狙った路上強盗を逮捕できないという問題を抱えていた。

警察署長は、犯人をおびき寄せるため、婦警を一般市民に変装させてオトリ捜査を行うことを考えた。しかし、複数犯の可能性もある、凶悪な路上強盗犯逮捕のために、深夜に体力的に劣る婦警を単独で危険な目に遭わせることに対しては、署内でも危険だと反対意見が出ていた。

そんななか、キティサック警察署長はシンプルかつ実践的な解決法をひらめく。不良どもを逮捕するために、屈強な警察官を女装させてオトリ捜査に送り出せばいいのだ!と。

「私はヴィヴェック巡査部長を選んだんだ。彼は大学院卒の修士でクレバーだからね。署内では誰もが彼が選ばれたことに同意したよ。彼は色白だし、すね毛も無いからね」と、キティサック警察署長は語った。

名称未設定 1▲ヴィヴェック巡査部長の普段の姿

その結果、黒いかつらを被り、カジュアルなダークカラーのワンピースを着て、ストラップ付きのピンクのハンドバッグを持ったヴィヴェック巡査部長は、毎朝早朝の4時~6時まで、路上強盗犯をおびき寄せるために、警察管区内で複数のバス停に立ち続けた。

そして数日後、ヴィヴェック巡査部長は、犯罪に手を染めそうとしていた怪しい二人組の若い男を目撃する。その場では、彼らにタクシーに乗って逃走されてしまったものの、ヴィヴェック巡査部長がナンバープレートをメモしたことが契機となって、2人の容疑者の逮捕に至った。

ヴィヴェック巡査部長は、今回の任務には自分が適任だったと語る。「署長が本官を選んだのは、自分しか女装できる者がいなかったからさ。本官は色白で、すね毛も無いし脚も細いしね」

ヴィヴェック巡査部長は、外見から今回の任務に任命されたことについても恥じていない。

「本官は警察管区で、住民からいつもからかわれるんですよ」と、彼は笑いながら語った。「またいつか、自分が女装してオトリ捜査をやらなければいけない事件が発生したら、たぶん、またやるよ。男だからね。」

ソース:カオソット

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