「オラの魚の池を潰しやがって!鉄道のバカ野郎めら、見てろ、仕返してやる!」
「お前どうやって、仕返しするんだ?」
「ほら、この鉄をよ、線路の上に置いてやるだ。したら、列車が脱線するべ」
「お~、そりゃあ面白い!いっひひ」
「こりゃあ重い、お前も手伝え。よっこいしょ!」
タイ南部で、列車の運行妨害をしたとして Preecha Kamthai とPadungsak Kunnasakの2人が警察に逮捕されました。
4月16日、2人はバンコク行き上り列車の走る線路に、竿のついた重い鉄の板を置き、脱線させようとした模様です。幸い400人の乗客にケガはありませんでしたが、列車のブレーキシステムなどが故障し、7時間の遅れがでました。
タイ国鉄が線路拡張のため、数年前、 Preechaの魚養殖用の池を埋められた事を恨みに持っていて犯行に及んだそうです。
実は4月の事件は Preechaたちによる3回目の妨害で、1月に2回、木をコンクリートの柱を線路に置いたりしていたそうです。
・・・何か間抜けな事件ですね。田舎らしいというか。しかし、プラチュワップキーリーカン県って長い名前ですね! 略してプラチュワップと呼ばれているそうです。ウドンターニー県をウドンと呼んだりするのと同じですね。
タイの列車って遅れるのが常識なのに、その上、こんな事件が起きたら、目的地に着くのがいつになるやら。
タイで列車を使って旅行をされる際は、目的地に到着後の予定や約束をしておかない方が良いです。数時間単位で遅れが出ますので。同じ理由で、飛行機の出発日と同じ日に列車でバンコクに戻ってくるのも避けた方が賢明です。
それでも列車の旅って風情があって良いんですよね~。飛行機やバスの旅は日常の中って感じですが、列車に乗っていると何か「旅してるなあ」って気分が高まるんですよね。列車の方が人々と触れ合うチャンスも多いですし。
もしお時間に余裕があれば一度経験してみてください。
Source:Khaosod.English
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