
コロナでタイでも不況の波がじんわりと長々と押し寄せている今日この頃。少しでも節約した生活をしたいと皆が思っています。
*話題のフード・デリバリー・アプリ
そんな中、今なユニークなフード・デリバリー・アプリが話題になっています。名前は「インディー(YINDII)」。フランス人のルイ・アルバン・バター・デュプレさんが創設者。レストランやパン屋などの賞味期限の近づいた料理や食品を紹介し、それを欲しい顧客に届けています。食品廃棄が防げるだけでなく、人々が普通より安い価格で買えるので一石二鳥。ディスカウント率は最大で50%にもなるそうです。
「あなたがシェフだったとして、料理は食べて貰うためにある物。それが出来ないなら、何か対策を講じないといけない。今のタイの状況に必要な方法がこれだと思っています」とルイさんは語ります。
*開発のきっかけはと言うと
現在34才のルイさんは、以前、食品廃棄ゼロを目標にするNGO団体でボランティアをしていました。そこでは数台のトラックしかなく、レストランやパン屋を細かく回って、賞味期限の近づいた料理や食品を受け取ることが出来ませんでした。
そこで、自分のアプリ開発能力を生かして「インディー」を作ったのです。今年7月にスタート。ユーザーは、アプリから自分の好きな店を選択して予約。Lalamoveで配達して貰えますが、自分で受け取りに行くことも出来ます。
「GRABやフードパンダのように便利です。その上、環境に優しい。レストランやパン屋で余った場合、そこで働くスタッフが残り物を食べるパターンが多いですが、パン屋で働く人が毎日クロワッサンやバゲットを食べ続けるのは辛いですよね?それも回避できます」
*人気が徐々に上昇中
「インディー」では、現在、約20店の商品を紹介。700人ほどのユーザーがいるそうです。
ルイさん自身も1日3~5回、電気スクーターに乗って、配達を行っています。これも排気ガスを出さないためです。
ちなみに、国連によると、世界中の食料の約3分の1が無駄に廃棄されているそうです。それは約13億トンにも上ります。
タイではGRABデリバリーやフードパンダなどフードデリバリー業者がたくさん出来て大流行り。こういったシステムに人々はもう慣れていますから、このアプリも人気が上昇しそうですね。
「インディー」のアプリは、このホームページからダウンロード出来る他、フェイスブックやインスタグラムで最新商品のチェックが出来ます。あなたもスマホに入れて使ってみてはいかがでしょうか?家計の節約にもなりますよ。
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