
来年1月から40以上のデパートやスーパー、コンビニ、ショッピングモールなどのチェーンが使い捨てビニール袋の提供をストップする予定です。今回の行動は、政府の進めるプラスチック素材消費削減案をサポートするための物。ビニール袋の代わりに、顧客にバッグなどをなるべく使ってもらおうとするのが狙いです。バッグなどを持参していない場合、顧客はビニール袋を買うことなります。
政府案ではビニール袋の他、プラスチックのストローや容器も紙など自然素材を使った物への変更を薦めています。
今回、使い捨てビニール袋の提供をストップする中には7-11、セントラルグループ、BIG Cなどタイを代表する小売チェーンも含まれています。
政府関係者は「消費者にとって最初は少し面倒でしょうが、環境保護のために必要なことなのです」と述べています。
来年、政府は飲食業界にも使い捨てビニール袋の提供をストップすることを依頼する予定だそうです。
政府は2年以内に、使い捨てビニール袋の提供を禁止する法案を提出する予定です。
エンポリアムやエムクオーティエ、サイアムパラゴン、グルメマーケットなどを運営するザ・モール・グループは、大手小売業者の中で最も早く、今年7月からすでに使い捨てビニール袋の提供をストップしています。ビニール袋が必要な顧客は1バーツ(約3.6円)を払って購入します。
また同グループは、自分のバッグを持参する顧客を対象にした「グリーンレーン」と呼ばれるレジも設置しています。
今後、この環境保護を背景にした動きに、一般消費者がどう対応していくかが注目されます。
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