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漢のゆったり時間~列車の旅の薦め

漢のゆったり時間~列車の旅の薦め

漢が一人、旅に出たい時ってありますよね。何の準備もせずに、ぶらっと。そんな気分になったら列車の旅はいかがでしょうか?

正直、タイで列車の旅って時代遅れです。飛行機のように早く目的地に着けるわけではなく、バスのように出発頻度が高くなく、その上、長距離になると必ず到着時刻が遅れる。それも数時間単位の遅れだったりするのも珍しくありません。

それでも何とも言えない風情があるんですよね。昭和に戻ったようなノスタルジーを感じさせて。

バンコクの上野駅のような存在であるファランポーン駅が出来たのは1916。100年以上の歴史があります。ドイツのフランクフルト駅をモデルにデザインされたドーム型の駅舎は雰囲気があります。正面入り口の左奥には小さな鉄道博物館もあって、入場無料です。ここから北、東北、東、南とタイ各地へ列車が出発します。外国人のために英語の通じるカウンターもあるので便利です。

「長距離の列車の旅は面倒」という人も多いと思います。そういう方にはアユタヤ行きがお勧めです。バンコクから1時間半くらい。短い旅ですから、この時は3等列車を試してみてください。チケット代は何と15バーツ=約60円。年季の入った車両が良い感じなんです。「日本人だ」と言えば地元の人たちは笑顔で接してくれます。そんな乗客たちの写真を撮ったり、窓の外の景色を眺めていると、1時間半くらいはアッという間です。

昼間も良いですが、夕方に乗るのも別な楽しみがあります。列車が、結構、民家の近くを通過します。通り過ぎる時、その家の中で家族みんながテレビを見ていたりする光景は切なくて旅情を掻き立てるんです。

時間に余裕がある旅なら、寝台列車でチェンマイやハジャイなどに夜行で行くというのも良いですね。

タイの列車の旅、一度お試しください!

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