タイで起きた動物絡みの珍ニュースをお届けします!
*犬がうるさいので隣人を殺害
タイ中部にあるチョンブリー県。タイランド湾に面していて、有名なパタヤビーチが県内にあります。バンコクから車で約1時間半と近く、ウオーキングストリートと呼ばれる歓楽街が人気です。
そのチョンブリー県で、とんでもない事件が起きました。
ある日、ジラユット・ワッティマナノンが地元の警察に自首して来ました。隣人の夫妻を銃で撃って殺害したというのです。その理由は「彼らの飼っている犬がうるさかったから」。
「俺は長い間、隣の犬の吠え声に悩ませられていたんだ。何度、文句を言っても改善しない。その上、また文句を言いにいったら、“ウチの犬を黙らせたいならやってみろよ”と喧嘩腰の対応をしやがる。かっとなって、相手に10発以上の弾丸を打ち込んでやった」
隣人のヨーティンさん(39歳)は即死。妻のブーンヤニーさんは病院へ搬送されましたが、そこで死亡しました。
現場を目撃したブーンヤニーさんの妹のワッサナーさんによると、「誰かが近くに自動車を駐車して、お姉さんたちの犬が吠えたの。そうしたら、ジラユットが駆けこんで来て、お兄さんに犬を蹴って黙らせろと言ったの。お兄さんがそれを拒絶すると、拳銃を取り出して…」と話しています。
*居眠り運転で豚が大量死
「まるで、ホラー映画のワンシーンのようです」と地元メディアのレポーターは言いました。
居眠り運転が原因で、トラックが横転。運んでいた百匹以上の豚が犠牲になりました。
事件が起きたのはパトゥムターニー県。タイ中部にあり、周りをアユタヤ県、サラブリー県、ナコーンナーヨック県、チャチューンサオ県、バンコク都、ノンタブリー県に囲まれています。チャオプラヤー川が県内を走り、米生産量の高い稲作地帯が広がっています。一方、バンコクの都市部が県内に入ってきています。ラーマ3世が統治していた頃、副国王が訪れ、その際にハスの花で迎えられた事から、パトゥムターニー(蓮町)という名前が付けられました。
この交通事故が起きたのは、そのパトゥムターニー県。
夜通し走り続けてきた運転手のトラックが午前4時頃、道路の中央のコンクリートの分離帯に衝突、横転しました。
現場に駆けつけたレポーターは、血の海の中、すでに死んだ豚やひん死状態で泣き喚く豚たちが重なりなっているのを発見。最初の「ホラー映画のようです」というコメントになりました。
警察は運転手を事情聴取中です。
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