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世界的名シェフの料理学校がタイで2022年初頭開校

世界的名シェフの料理学校がタイで2022年初頭開校

日本を含めた世界各国の料理が食べられ、2018年からはミシュランガイドのバンコク版も出版されるなどグルメ・タウンとして名高くなってきたバンコク。そのレベルがまた上がりそうです。その理由は・・・。

*タイでも活躍する世界的シェフ

フランス料理界の重鎮で世界的に名声を馳せるシェフのアラン・デュカスさん。1956年生まれで、祖母の家庭料理を食べて育ちました。16歳の時に見習いとして料理の道に入りました。1984年、若干25歳の時に総料理長になり、29歳でミシュランの2つ星を獲得します。以後も世界各国でレストランをオープンし、史上初の異なる国でミシュラン3つ星を勝ち取る快挙を成し遂げたりしています。

タイにもデュカスさんのレストランがあります。バンコク最大規模のショッピングモールのアイコン・サイアムに入る「ブルー・バイ・アラン・デュカス(Blue by Alain Ducasse)」です。こちらも2021年度版のミシュランガイドで星1つを獲得しています。料理は勿論ですが、その斬新な店内のデザインも注目の的です。

*デュカス料理学校が開設予定

そのデュカスさんが2022年初頭にタイで料理学校をオープンする事が発表されました。場所はナーイラートパーク内になるそうです。

「エコール・デュカス・スタジオ(École Ducasse Studio)」はフランス料理とペイストリーの最高の技術を教える学校で、ビギナーから上級者までそれぞれに合わせたコースが準備される予定です。グルメファン向けのショートコース、月別の集中コース、学士号を取得出来る3年間の専門家養成コースなどなど。フランス料理のコースが基本ですが、タイ料理に関してのコースも用意するそうです。

*タイの経済にも恩恵をもたらすフード・ビジネス

タイには他にも、パリの歴史ある料理学校である「ル・コルドン・ブルー・デュシット(Le Cordon Bleu Dusit)」があります。1895年に設立され、現在、世界20か国に35校を展開しています。バンコクでは改装中のデュシット・ホテル内にあって多くの卒業生をタイの料理界に送り出してきました(現在は移転してセントラル・タワーで開校中)。

コロナ禍が長引いて、世界各国から押しよせていた観光客は見る影もありませんが、その当時はタイを訪れる人の旅行予算の20%が料理に割かれていて、大きな収入をこの国にもたらしていました。

再び世界からの人が集まる日に向けて、タイの料理界の更なる前進を期待したいですね!

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