昔の日本のように、タイで教師は尊敬される存在です。しかし、最近は不祥事が相次ぎよく地元メディアで彼らがまき起こした事件が報道されています。
中でも悪質だったのが・・・。
*校長が自校の女生徒に性的行為
ナタポップ・ブーントントー(53)は元学校の校長でした。彼は聖職者としての自分の地位を忘れ、何と自分の学校の女性徒と性的関係を持っていたのです。
事件が起きたのは2018年、イサーン(東北地方)にあるナコンラチャシーマー県、別名コラートです。イサーンの玄関口的存在で、バンコクから北東に約260キロ。バーン・プラサートで発掘された先史時代の墳墓やクメール王朝時代の遺跡などの歴史的遺物の他、避暑地として人気で世界自然遺産にも登録されているカオヤイ国立公園などが有名です。
当時、ナタポップは、このナコンラチャシーマー県の北にあるブアヤイ地区にある学校の校長をしていました。
事件が発覚したのは、女性のスマートフォンにあったナタポップからのチャットメッセージです。何と女生徒を「ダーリン」とか「僕の妻」などとメッセージの中で呼んでいたのです。
また別な女生徒は、ナタポップに人気のない場所に車で連れて行かれ、2,000バーツ(約7,000円)で性的行為をさせろと要求されました。女生徒はこれを断固として拒み、逃げ、両親に報告しました。
*移動距離1,200キロ!
破廉恥な行いがばれ、警察に逮捕され調査が進行する中、ナタポップは保釈金20万バーツ(約70万円)を支払い釈放されました。
そして、そこから、ナタポップの長い逃避行が始まります。
先日、イサーン地方から遠く離れたタイ南部で、警察はナタポップの身柄を拘束しました。
ナタポップが逮捕されたのはソンクラー県。マレーシアに近い事、貿易の中心として栄えた事から、タイ・マレーシア・中国の文化が融合した独特の伝統と文化を持っています。最大の都市のハジャイはタイ・マレーシア両国の観光客やビジネス客で賑わっています。タイで一番大きい天然湖のソンクラー湖や美しいビーチなど自然も豊かです。
ナコンラチャシーマー県とソンクラー県との距離は約1,200キロ。遠くまで逃げて来たものです。
ナタポップは逮捕後の尋問で未だ犯罪を否認。「細かい事はよく覚えていない」とも述べています。
でも、犯罪を自覚していなければ、こんな風に逃げないと思うんですが・・・。
ナタポップは身柄をナコンラチャシーマー県警察当局に移され、更なる調査と裁判に臨む事になります。
COMMENTS
コメントはまだありません。