最近、映画館に行くより、インターネットやスマホで動画配信サイトの映画を観る方が多くなっていますよね。今、世界最大級の動画配信のNetflixで評判になっている犯罪ドラマはタイで撮影されました。
*連続殺人犯が主人公のドラマ
その「ザ・サーペント」、イギリスの国営放送局のBBC(日本のNHKみたいな局)とNetflixが共同制作のミニ・シリーズです。
実話に基づいていて、モデルになっているのは1975年から2000年の間に多くの人を殺したセリアㇽ・キラーのシャルル・ソブラジです。シャルルはベトナムでインド人の父、ベトナム人の母の元に生まれ、再婚した母と共にフランスへ移住。その際の義父がフランス人の傭兵でした。若い頃から犯罪を繰り返し、その後、タイの拠点に各国で殺人を行っていました。彼の殺しの手口が毒殺だった事から、サーペント(ヘビ)というニックネームが付けられました。シャルルは少なくとも20人の西洋人バックパッカーを殺し、2004年にネパールのカトマンズの刑務所に終身刑で服役中です。現在、77歳という事です。
*タイの色んな場所でロケ
シャルルが拠点にしていて、12人もの被害者を殺したバンコクはこのドラマのロケの中心地になっています。タイ以外の東南アジアの場面(ベトナムなど)も実はタイで撮影したそうです。
「交通渋滞は狂気の沙汰だし、雨季に当たったりして、何回もロケを断念しようと思ったよ」と監督のトム・シャンクランドさんはバンコクでの撮影について述べています。コロナ禍のためロケの最終部分はイギリスで行ったそうです。
「ザ・サーペント」の監督らは、タイでの機材や人材手配のため、現地でナンバー1と呼ばれる制作会社のリビング・フィルムス社に手を借りました。これまでコメディの「ハングオーバー2」やクロエ・モレッソ主演のSF「フィフス・ウエーブ」、ジャッキー・チェン主演のアクションの「メダリオン」などの撮影に協力してきました。
今回の作品ではバンコク以外にも、パトウムタニやアユタヤ、スパンブリ、サムットサコン、ラチャブリなどで撮影が行わました。この業界で25年も活躍するリビング・フィルムス社が監督のイメージに合う完璧な場所を探しまくったのです。また物語の時代背景である1970年代っぽい造りの建物や通りを見つける事も大事でした。
そんな努力が実を結んでドラマは大ヒット。そのロケの舞台となった場所もまた人気のスポットになっています。
日本とタイのNetflixでも視聴可能らしいので、ご興味を持たれた方はご覧になってください。
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