
今日1月6日、Nong Roseさん(21)は、トランスジェンダー(性転換)のムエタイ選手として、初めてフランスで試合をします。彼女はチャチューンサオ県で、兄とスパーなどのトレーニングをして試合に備えてきました。
Nongさんたちの叔父もプロのムエタイ選手で、彼女らは8歳の時からパンチやキックなどの基礎を教わってきたそうです。
「小さい頃から、2人で戦っていました。でも、いつも彼女の方が私より強かったんです」とNongさんの双子の兄弟の Somrakさんは語ります。
幼い頃から自分の性に関して疑問を持っていてたNongさんは、14歳の時から女性の服を着始めました。
ただ、そうする事で、自分の好きなムエタイの世界から拒絶されるのではないかと恐れました。
タイはLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)の人々に寛容な国という評価をされていますが、夜の世界やエンターテインメント業界を除くと、偏見はまだあります。
「村では、誰もが私を知っていたから楽でした。でも、そこを離れると、中傷をされることが多々ありました」
多くのトランスジェンダーのタイ人が、自分たちは一般より下の人間にように扱われていると言います。
Nongさんは高校卒業後からプロのムエタイ選手を志しました。そして、偏見を跳ねのけるために努力を続け、これまで300戦中の約半分で勝利しています。
現在、彼女は「鉄のひざを持つ選手」として知られています。試合の時の得意技がひざを使った攻撃だからです。
タイで最初のトランスジェンダーのムエタイ選手は、Beautiful Boxerとして知られるパリンヤー・ジャルーンポンさんで、その生涯は映画化もされました(「ビューティフルボーイ」)。
「彼女は私の模範です。試合に来てサポートをしてくれた事もあります」
今日の試合の相手はチャンピオン、 Akram Hamidi選手です。
「この試合は、トランスジェンダーに関して人々の注意を惹く良いチャンスだと思います。そして、他の人たちより劣っている事はないだと示す」
…試合、 頑張って欲しいですね!
Source:Coconuts Bangkok



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