
タイで人気のスポーツといえばまずサッカー。バドミントンも人気で、ゴルフも富裕層の間で広まっていますよね。今やタニヤプラザのテナントの7~8割はゴルフ関連の店という印象です。
そんな中、クリケットというマイナースポーツに脚光が集まっています。世界的な実力を持つ一人の女性選手が彗星のごとく現れたからです。
*そもそもクリケットとは?
クリケット専用のバットとボールを使い、11人対11人で戦います。用具と攻撃と守備を交互に行う点に関しては野球に似ています。ただ野球が9回制なのに対し、クリケットは2回制です。
16世紀のイギリスで始められ、18世紀末頃には国民的スポーツにまでなりました。イギリスの植民地拡大に伴い、クリケットも輸入され、インドなど植民地だった国では今も盛んに行われています。
国際クリケット評議会の発表によると、全世界の競技人口は3億人以上ということです。
*タイにクリケットチームがあるの?
タイのクリケット連盟は1971年に母体が設立され、2005年に現在の「クリケット・アソシエーション・オブ・タイランド(CAT=Cricket Association of Thailand)となりました。
また2002年にはCATの指導の下、プロ選手が競うバンコク・クリケット・リーグがスタートしました。
*期待の女性選手!
クリケット界の期待の星と呼ばれているのが、ナッタカン・チャンタームさん(ニックネームはジーンズ)さん25歳。タイのナショナル・クリケット・チームの一員で、また2020年にはインドのIPLテイルブレザーのメンバーとしてオーストラリア開催された「ウイメンズT20ワールドカップ2020(Women’s T20 World Cup 2020)」で大活躍。タイ人として初めてT20でプレイをしました。
現地英語メディアのBKマガジンが、彼女への独占インタビューをしています。その一部を紹介します。
Q:クリケットを始めたきっかけは?タイでは知られていないスポーツなのに?
A:在籍していた学校では生徒は必ず部に入らねばならず、私は映画部に入ろうしたけど一杯。誰も名前を聞いた事のないクリケット部だけ空きがあったのです。私にとって幸運な事に。
Q:T20ワールドカップに出場した思い出は?
プロのクリケット選手として、ずっと最高の場所でプレイする事を夢見ていました。ですからオーストラリアでのワールドカップで、イギリスや南アフリカ、パキスタンなど最高レベルのチームと戦えたのは本当に幸せでした。またタイと違ってオーストラリアではどこでもクリケット場があって、道具も簡単に手に入り、クリケット文化が根付いている事が羨ましかったです。
Q:タイでクリケットがポピュラーになるためにはどうすれば?
技術面では、タイのナショナルチームはまだ打撃力が弱いのでそこに力を入れる事。スポーツとして広まるには、強いチームが必要でしょう。私は近い将来、ワールドツアーに参加出来る権利を得る事が出来るようになると思っています。そうすればクリケットの知名度も上がるでしょう。


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