
タイ人バイカーが、自身が所有する自慢のバイク「カワサキNinja ZX-10R」を運転中に、タイの公道で最高時速282km に達するまでの自撮り映像をYouTubeにアップしたビデオが、タイ国内で話題になっています。
カワサキNinja ZX-10Rは、川崎重工業モーターサイクル&エンジンカンパニーが製造している、輸出市場向け4ストローク998ccの大型自動二輪(オートバイ)。日本の公式ホームページを見ると、期間限定の受注生産モデルで、日本でのメーカー希望小売価格は 178万2,000円(税込み)と、車が買えるくらい高価なバイクですね。
日本の公式ホームページには「当モデルは公道や一般の交通に供する場所での走行は一切できません。また、ナンバーを取得するために必要な一切の書類は発行いたしません。」とも書いてあります。

タイのカワサキのホームページを見ると、タイでの購入価格は、高額の輸入関税がかかることもあり、69万4,000バーツ(約223万7,000円)と、日本で購入するよりもかなり割高です。

タイでは、バイクタクシーの運転手が運転しているような、ホンダ・カブから派生したタイホンダ製バイク、ホンダ・ウェーブ(Wave)などは、車が買えない庶民の移動手段というイメージが強いです。しかし、高価なカワサキNinjaに関しては、富裕層の若いタイ人男性にも人気がある、タイ人男性憧れのバイクといったイメージですね。
タイ国内のカワサキNinja ZX-10Rの所有者は限られていることから、動画をアップしたバイカーを突き止めるのは、比較的容易だと感じます。しかし、容疑者が警察に捕まったという報道はまだ無いようです。命知らずのバイカーは、警察にも顔が利く、タイ人有力者の関係者なのでしょうか?



LEAVE A REPLY