
タイの新しい公共交通機関、電子タバコ販売業者摘発のニュースをご紹介します。
*BTSの新路線ゴールドライン正式開通
世界的に悪名高いバンコクの交通渋滞。政府や市が色んな対策を講じてきましたが、未だに解消されません…皮肉にもコロナ禍でロックダウン状態だった時以外は。
そんな訳で、渋滞に巻き込まれず目的地に着けるBTS(高架鉄道)とMRT(地下鉄)は有り難い存在です。そして、新路線や路線の延長も進み、どんどんと便利になっています。
先週正式開通したBTSのゴールドライン。その式にはプラユット首相も参加しました。
このゴールドライン、路線にはクルントンブリ駅、チヤロンナコン駅、クロンサン駅の3駅だけ。BTSやMRTなどの中で最も短い路線です。そして、タイで初となる自動運転システムを導入しています。
路線沿いにはタクシン病院、アイコンサイアムがあります。
現在、乗車料金は無料!1月15日までで、その後は片道15バーツ(約52円)になります。
アイコンサイアムで買い物をしたり、クリスマスイベントを鑑賞したり、大晦日のカウントダウンに参加するのが便利になりましたね。
*オンラインで電子タバコ販売で荒稼ぎ
タバコに対する規制が厳しくなるばかりのタイですが、一方、電子タバコは完全に違法になっています。
先日、バンコクのコンドミニアムに住むタナクリット(26歳)が警察の急襲を受けました。タナクリットはフェイスブックの「ジェニー・ヴェープ」というページを通じて電子タバコを販売し荒稼ぎをしていました。
警察によると、タナクリットは一日40~50件の注文を受け、その販売額は10万バーツ(約34万5,000円)にも上っていたそうです。
タナクリットのコンドミニアムの部屋で、警察は50個の電子タバコセット、120個のリキッド容器、バッテリー40個などを押収しました。
タナクリットはタイの法律により、最長3年の禁固及び最高60万バーツ(約207万円)の罰金を科せられます。
日本では一般的になっている電子タバコですが、タイでは法律で禁止されていて、違反者は10年未満の懲役刑及び100万バーツ=約340万円未満の罰金が科せられます。日本人でその事を知らずに電子タバコのiQOS(アイコス)を吸っていて、多額の罰金を支払う事になった日本人が実際たくさんいます。
所持をしているだけでもNGなので、次回、タイに来られる時には家に置いておくのを忘れないようにして下さい。



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