
今年2016年秋、東日本で、タイのコーヒーを扱うカフェが相次いで開店します。
1軒目は、9月12日に開店した、タイ北部産のコーヒー豆で挽いたコーヒーを出すカフェ「Yamaki coffee」。場所は東京の板橋区中板橋で、以前、飲食店「だいすき日本」という店名の飲食店があった場所です。
カフェの外見や内装は、あまりタイっぽい雰囲気はありません。それは「いかにもタイ」という内装にしてしまうと、タイコーヒーの魅力を伝えたいコーヒー好きが引いてしまったり、落ち着かなかったりする恐れがあるため。そのため、誰でも快適に過ごしてもらえるよう、あえてタイっぽさを前面に出さず、シンプルな内装のカフェを目指したのだそうです。

日本はもう秋ですが、水出しコーヒー用に焙煎したタイ北部産のコーヒー豆で入れたアイスコーヒーは美味しそうです。
デザートメニューには、タロイモアイスクリームもあります。
『Yamaki coffee』のフェイスブックページ
https://www.facebook.com/Yamaki-coffee-1102000239876557/
2軒目は、タイで最大規模のコーヒー・チェーン店「カフェ・アマゾン」の日本1号店。地方紙「福島民友ニュース」の報道によれば、11月上旬に福島県川内村にフランチャイズでオープン予定。
日本青年会議所でタイとの交流活動を担当していた岩本氏が、カフェ・アマゾンを運営するタイ石油公社(PTT)の担当者をタイから村に招待までして、フランチャイズ契約を結んで出店協力にこぎ着けたそうです。岩本氏の並々ならぬ気合が感じられます。
カフェ・アマゾンは、以前、共同石油(後にジャパンエナジーを経て現:JXエネルギー)がガソリンスタンドの集客力を挙げる目的でコンビニ「am/pm」を併設させた店舗を開店したように、タイ石油公社(PTT)のガソリンスタンドを中心に運営するコーヒー・チェーン店で、近年はタイ国内のショッピングモール内にも出店しています。
タイ国内でもタイ産のコーヒー豆の魅力はあまり知られていないようで、隣国ラオス産のコーヒーのほうがメジャーのような気がします。そのため、日本で広めるには時間がかかるかもしれませんが、日本でもタイのコーヒーを扱うカフェが増えると良いですね。



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