
タイの深刻で真面目なニュースを2件お伝えします。
*子供を訪ねて三千里
昔、日本のアニメで「母を訪ねて三千里」という作品がありましたが、その反対版の話が地元メディアで報道されました。
タイの中でもマイナー度の高いチャイヤプーム県。タイのイサーン(東北部)にあり、周りをコーンケン県、ナコーンラーチャシーマー県、ロッブリー県、ペッチャブーン県に囲まれています。標高1222メートルのペッチャブーン山が県の中央に聳えたっています。自然豊かでサイトーン国立公園やパー・ヒンガーム国立公園など3つの国立公園があります。
そのチャイヤプーム県に住むチヤナッパ・ユッティヤさん(51歳)は、はるばる400キロを旅して孫と一緒にパタヤにやって来ました。11月17日から連絡のつかなくなっている娘を探すためです。
チヤナッパさんは24歳の娘のテヴィカの失踪届をパタヤ警察に提出。テヴィカさんはパタヤの歓楽街で働いていましたが、精神的に問題があり、過去にも不可解な行動を起こしているので心配だとチヤナッパさんは言います。
チヤナッパさん曰く、娘とは毎日話していて、連絡がない事はこれまでなかったと言います。ソーシャルメディアに写真を公開して娘の事を聞いていますが、手がかりはありません。
テヴィカさんはパタヤで男を暮らしていましたが、男は「彼女の行く先は教えてたくない、彼女は田舎には戻らないそうだ」とチヤナッパさんに言っています。
チヤナッパさんは地元メディアのインタビューで「どうか娘の行方を知っている人がいれば連絡をして欲しい。孫も寂しがっている」と涙ながらに訴えました。
良い結果になる事を祈りたいですね。
*コロナの影響でDVの件数増加
タイ保健省はコロナの影響でDVの件数が増えている事を発表しました。コロナにより収入の減少、借金の増加、アルコール依存症者の増加した事などがその背景にあるそうです。
DVの件数は今年3月から全国で66%も増えているそうです。特に南部が多くなり、バンコクは一番低い数値になっています。
そのため、被害者を保護出来る施設を各自治体ごとに作る事が必要だと、NGO団体は訴えています。同団体では専門家の書いたDVを啓蒙するパンフレットも作製、人々のDVへの意識を高めようと努力をしています。
国連の調査によると、タイは女性への虐待率の高い国の1つだそうです。
観光業を筆頭に、コロナの経済的インパクトがまだ収まらない中、DVの問題はまだ続きそうです。



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