
5月11日まで、バンコクの隣りのパトゥムタニ県にある大型展示会場、IMPACTアリーナ・ムアントンタニで開催されていたマネーエキスポ・バンコク2017。その展示会場で来場者から一番注目を集めていたのが、サイアムコマーシャル銀行(SCB)の子会社デジタル・ベンチャーズが開発を手掛けた、タイの硬貨の入金に特化したATMです。

日本の都市銀行の支店にあるATMは、数十年前から硬貨の預金に対応していましたが、タイの大手銀行のATMは、これまで硬貨の入金には対応していなかったのですね。
今回、マネーエキスポでプロトタイプの実機が展示されたATMは、もちろん、硬貨の入金ができるだけのATMではありません。同銀行の口座への入金、プリペイド携帯電話やスマホへのトップアップ(チャージ)、慈善団体への寄付、e-wallet、Line Pay、 PayPalへのチャージなども可能という、優れモノなのです。

サイアムコマーシャル銀行は近い将来、最終版を同銀行の支店に設置する計画です。
独立心旺盛なタイ人が多く、共働きが普通のタイでは、屋台や「フードトラック」と呼ばれる屋台車両、小規模店舗、ヤクルト販売のおばちゃんなど、硬貨を扱う小規模店舗や個人販売主が多いですし、タイの子供の貯金用としても需要がありそうです。
在タイ日本人の間でも、後ろポケットに入れていた財布がタイの硬貨で重くなった結果、ズボンがズリ下がって腰パン状態になっているオジサンを見かけますので、需要がありそうですね。バンコクにあるMRT(地下鉄)の券売機では、お釣りが硬貨しか出て来ないのが理由なのでしょうか?
このATM、航空機のトイレを彷彿させるデザインなので、銀行の支店外に設置すると、中国人観光客が子供のトイレ代わりに使用しないか、少し心配ですね。



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