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タイのヤマザキパンのロイカトーン専用パンは、環境にやさしい!

タイのヤマザキパンのロイカトーン専用パンは、環境にやさしい!

今年2016年は11月14日(月)がロイカトーン(タイの灯籠流し)です。ロイカトーンは、陰暦12月の満月の夜に、農民の収穫に恩恵深い水の精霊に感謝を捧げ、罪や汚れを水に流し、魂を浄めるお祭りです。

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近年のロイカトーンは、タイのカップルの間では、バレンタインデー同様、ビッグイベントとなっています。しかし、今年はプミポン国王が崩御された日から30日間は一般市民の服喪期間だった関係で、ショッピングモール内でも、ロイカトーンの音楽が流れることもなく、例年より控え目な印象です。

そんな状況のなか、タイに進出しているヤマザキパンの店頭で、パンで作られたカトーン(灯籠)を発見。

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タイの人々は、バナナの葉や紙で作ったカトーン(灯籠)を、ロウソクや線香や花で美しく飾り、満月を映す水面に流すのですが、毎年、ロイカトーンの後は川や池に浮かんだ大量の灯籠の後片付けというか、清掃作業が結構大変なのが実情です。

しかし、パン製のカトーン(灯籠)を使えば、流した後は川や池にいる魚が食べてくれるので、灯籠の土台の部分はゴミとならずに済みますね。山崎製パンは1984年にタイ進出してから20年以上経っているので、おそらくタイ・ヤマザキ(山崎製パンのタイ現地法人)のタイ人社員のアイデアから商品化されたのではないでしょうか?

ヤマザキパンの店頭で、パン製のカトーン(灯籠)が他の菓子パンや総菜パンと並べて置かれていたので「コレって、食べれるの?」と質問してみました。すると、ヤマザキパンの販売員と近くにいたタイ人カップル両方から、ほぼ同時に「ロイカトーンで流すカトーン(灯籠)です」との回答が!

その後、タイ人カップルは翌日のロイカトーン用に、購入後は流すだけの線香、ロウソク、花が乗ったパン製カトーン(灯籠)を購入していました。

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