
K-1 WORLD MAX 2004、2006王者のムエタイ選手・ブアカーオ選手主演のアクション映画が、タイで2月9日から公開されます。2004年のK-1 WORLD MAXでは、当時優勝候補の筆頭だった魔裟斗を威力のある前蹴りとミドルキックを武器に破って優勝を果たしたこともあり、覚えている方も多いのではないでしょうか?
現在も中国で開催されている、当時のK-1 WORLD MAXのようなキックボクシングの試合に定期的に参戦しているブアカーオ選手ですが、1月末に現地で公開されるタイのアクション映画『The Legend of the Broken Sword Hero』で主演を務めています。
ブアカーオ選手は、2010年公開のタイ映画『YAMADA -The Samurai of Ayothaya-』でも、古代ムエタイ戦士役で出演していますが、主演は初めてですね。今回、ブアカーオ選手が主演する映画は、タイのアユタヤ王朝時代に実在した古代ムエタイ戦士・プラヤ・ピチャイ(Phraya Pichai)を描いた歴史映画です。

ブアカーオ選手演じるプラヤ・ピチャイは、1700年代のアユタヤ王朝時代、総大将としてアユタヤ国民の自由を取り戻すために、ビルマとの戦争中、重要な役割を果たします。運命を決する戦いで、プラヤ・ピチャイは剣を折られてしまうのですが、折れた剣と古代ムエタイで戦い続けます。
タクシン王朝はタクシン王が処刑されたことで短命に終わり、プラヤ・ピチャイもタクシン王と共に処刑されたと言われています。しかし、プラヤ・ピチャイの能力を見たラマ一世は、彼を新王室の護衛として仕えさせたかったようです。
しかし、敬愛するタクシン王の死を悲しんだプラヤ・ピチャイは、その申し出を拒み、自身も処刑するよう申し出ました。そういった経緯から、彼は勇気と忠義のシンボルとなっています。
ブアカーオ選手には、これまでも国内外の映画制作会社から出演依頼が来ていたのですが、彼のキックボクシングに集中したいとの意向から、断り続けていたそうです。
しかし、今回の映画は、俳優・脚本も兼務するBin Bunluerit監督本人から直接「タクシン王朝時代の偉大な古代ムエタイ戦士を、ブアカーオ以上に上手く演じられる役者はいない」と熱心にくどかれたことから、ブアカーオ選手は脚本の一部を読んで出演を決めたそうです。
Photo: Sahamongkolfilm International



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