
コロナの影響で、日本と同じくタイでも様々な業界の人々が困っています。小売店の販売員は閉鎖にともない解雇や再開待ち、飲食店もテイクアウトのみですからウエイターやウエイトレスは不要です・・・。
航空業界も苦境に立たされています。現在、フライトは全面禁止状態。花形職業で、収入も良く、女性にモテそうなパイロットでさえも収入がゼロ・・・。
そんな中、「待っているより行動だ!」とパイロットの制服を脱ぎ捨て、バイクのヘルメットをかぶった人物がいます。
パイロットのタヌン・カンタタートブムローンさんは、好況のフードデリバリーの職(GRABフード)に応募、現在、一か月ほど配達の仕事を続けています。
タヌンさん、「せっかくなので楽しみながら仕事をしよう」と愛車のバイク、BMW R1200でデリバリーを行っています。趣味と実益を兼ねてということですね。BMWのバイクでの配達に、注文した顧客が驚くこともあるそうです。
タヌンさんは他にも別なデリバリービジネスをパイロット仲間たちと始めていて、こちらも売り上げを伸ばしているそうです。
「タイでのコロナ感染は終息に向かっているので、国内線の飛行は近い内に再開するでしょう。しかし、すべての国際線が元の状態に戻るまでには時間がかかるでしょうね」
それまで、デリバリービジネスでしっかり稼ぎたいとタヌンさんは言います。



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