
日本と比べるとマイペンライ(気にしない)気質なタイ人。製品管理にもそんなマイペンライさが出ることが時々あります。
先日、フェイスブックの「プーボリポック(顧客)」という消費者援護サイトにショッキングな写真が投稿されました。
魚の缶詰の中に釣り針が混入!
器の中に入った魚の缶詰の中身、それを良く見ると釣り針が入っているではありませんか!そのキャプションを読むと、
「消費者Aさんが有名ブランドの魚の缶詰を食べようとした所、写真のような釣り針が入っていました。Aさんはこの会社へ連絡、先方から賠償として①2箱分の同じ缶詰②現金1500バーツ(約5780円)のどちらかを提供するという返事があったそうです。
それに対し、Aさんは“あなたの会社の製品をまた食べると思いますか?”と回答したそうです」
Aさんの言う通りですよね!しかし、食べる前に気づいて良かったですね!もし、そのまま食べていたらと思うと他人事ながらゾッとします。
インターネット上では「なぜ工場で鉄の異物混入が機械で感知されなかったのか?怖すぎる、どこの会社か知りたい」などの意見が出ています。
他にも多くの異物混入事件が!
タイのQC(品質管理)の低さは残念ながら高くなく、他にもいろいろな事件が起きています。
列挙していくと、
4月初旬、タイ中部のプラーチンブリー県の一番でチリペーストを買った女性が、その中に、ネズミの手を発見しています。
また3月に同じプラーチンブリー県で魚の缶詰から毒性のあるムカデが発見されています。
そして、去年8月には、中部のサムットプラーカーン県で男性がムーピン(タイ式の豚串焼き)を食べていた時、口の中が血で一杯になりました。プーピンの中に剃刀の刃が混入していたのです。
2020年には中部アユタヤ県のあるレストランで料理にガラス破片が混入、顧客はたった60バーツ(約230円)のディスカウントでごまかされました。
また2017年には世界的ファストフードチェーンのマクドナルドのコーヒーの中にゴキブリの足が混入。同社は非を認め、その顧客に対して謝罪をし、その店舗(大型スーパーマーケットのロータス・ラマ4世店)を一時閉鎖しました。
これだけ事件が起きていると、自分の身にも起こるではないかと思ってハラハラしてしまいます。
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