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タイ奇跡生還事件!絶景スポットの崖で70メートル落下

タイ奇跡生還事件!絶景スポットの崖で70メートル落下

タイの地元メディアで報道されていた奇跡生還ニュースをご紹介します!

絶景スポットで撮影中に・・・

タイ北部にあるペッチャブーン県。周りをルーイ県、コンケン県,チャイヤプーム県、ロッブリー県、ナコーンサワン県、ピチット県、ピッサヌローク県に囲まれています。日本人にはあまり馴染みがありませんが、自然豊かな場所で、山並みが美しく小さなスイスと呼ばれるカオ・コー。奇妙な形の岩が集まるプー・ヒン・ロン・クラー、多くの動物や鳥たちが生息するナーム・ナーオ自然公園、遺跡の多く残るスィー・テープ歴史公園などの観光名所があります。

そのペッチャブーン県にあるプータープバーク山は標高1,768メートル。ロムカオ郡に属し、ルーイ県との国境近くに位置しています。

絶景が広がるこの山は観光客に人気のスポットです。中でも山頂のビューポイントからの眺めは最高。その日の早朝も多くの人がいました。

タイ中部のパトゥムタニ県から来たAさんもその一人。カメラで絶景を撮りながら、ソーシャルメディア用にと、近くにいた若者に「自分を撮ってくれ」とお願いしました。

70メートル下へ落ちる!

「どこがいいか、ここか。いや、もう少しこっちで」とベストポジションを探している時、崖から足を踏み外してしまいました!そして70メートル下へと落ちてしまいました!

すぐに地元レスキュー隊のルアム・カタンユー・ファウンデーションのメンバーが現場へ急行。隊長のソンブーン・ムーンデイトさんたちは険しい斜面を下りてAさんを発見。Aさんは全身の痛みを訴え、擦り傷だらけでしたが、命に別条はありませんでした。

「バナナの木や生い茂った緑がクッションになったのでしょう。とてもラッキーなことです」

Aさんはソムデット・プラー・ユパラット病院で精密検査を受けています。

似たような奇跡生還も!

タイ南部にあるパッタルン県で、去年、奇跡生還事件が起きました。

アムヌアイ・ラタナーチョティヨーさん(45歳)はクライミングが趣味。ある崖を登り始めましたが、地上30メートル付近でもう先に進めなくなり、下りる気力やエネルギーもなくなり、Tシャツをロープ代わりに木に結びつけ、そこで2日間を過ごしたのです。幸い住人がアムヌアイの姿を見て、すぐにレスキュー隊に通報。アムヌアイさんは衰弱していましたが助かりました。

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