
最近、タイでは特殊詐欺事件が相次いでいます。今回の詐欺のネタとして使われたのはタイ人が大好きな占いです。
子供の霊を借りて占い?
タイのイサーン(東北部)のブンカーン県。2011年3月にできたばかりの県で、国内77番目の県に当たります。国境をラオスに接しています。観光名所として
山の中にあるチェッットシーウォーターフォールやワットスワンラチャダラム寺院などがあります。
このブンカーン県に住むルッケウという自称占い師が複数の人からお金をだまし取ったと地元TVのチャンネル3が報じています。被害総額は60万バーツ(約240万円)になるそうです。ルッケウはクマントーンという子供の霊の力を借りて正確な予言をするとかたっていました。
まず被害者Aさんのケースです。Aさんはルッケウの占いが当たると友人たちから聞き占ってもらいました。するとルッケウは名前を変えると運が開けると判断、Aさんがそれを信じて名前を変えたところ、予言通りに幸運が彼女に次々と舞い込んできました。
とことんまで被害者を騙し取る!
相手に対する信用が高まる中、ルッケウはAさんに「8万バーツを貸して欲しい。年に3パーセントの利率で返すから」と言われました。ルッケウに心酔しているAさんはすぐにお金を貸しましたが、利息も元金も戻ってくることはありませんでした。
次の被害者のBさんの場合もルッケウの自信に満ちた態度に騙されてしまったそうです。そして、13万バーツ(約52万円)の仏像の代金を支払わされ、また7万5,000バーツ(約30万円)をルッケウに貸しました。しかし、仏像が届くことはなく、貸したお金も返ってきません。
Bさんは「私はルッケウを家族のように信頼し、結婚式にまで呼んだのです。それなのに・・・」と語っています。
被害者Cさんもまた仏像を20万バーツ(80万バーツ)で買わされました。この場合、仏像はちゃんと送られてきて、それを寺院に寄付しました。ルッケウは「仏像の髪の部分は純金でできている」と語っていましたが、その真偽は不明です。
被害者たちは明らかにおかしなルッケウの行動に疑いを持ち始め、貸したお金を返すように迫りましたが、その度に「~まで待って」と日付けを伸ばすばかりで、今までまったく返金はありません。
被害者たちは訴訟を起こすか迷っているということです。
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