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タイ北部チェンライ断崖絶壁の山でSNS映え写真狙いの危険行為

タイ北部チェンライ断崖絶壁の山でSNS映え写真狙いの危険行為

日本でも同じですが、若者を中心にSNS映えをする写真を撮るのがタイでも大流行。普通に撮っている分には問題ないのですが、度を越した行いをす人物たちが後を絶ちません。

人気の日の出ウオッチスポット

タイ北部のチェンライ県。パヤオ県、ラムパーン県、チエンマイ県と県境を有する最北端の県です。県内には山岳が多く、平均標高は580メートルと高いため、

国内で一番寒い地域でもあります。

そんなチェンライ県の誇りである山岳の一つがプーチーファーです。県庁であるチェンライ市から東へ約110キロのラオスとの国境にあります。標高は1628メートルを誇る山です。日の出を観る絶景スポットで、そのため、山の入口は午前4時半から開門しています。今のシーズンはちょうど山々に雲海が現われ一番の多くの観光客が訪れる時期になっています。

SNS映え狙いの危険行為!

先日、プーチーファー国立公園のフェイスブックページに、登山者への警鐘を鳴らす写真が投稿されました。

プーチーファーは断崖絶壁の山で危険なため、そのための対策がいろいろ講じられています。危険区域に入らないように柵が設けられたり、ファーストエイドの訓練を受けたスタッフが開門の午前4時半から閉門の午後6時まで毎日常駐していたり。

そんな国立公園側の努力にも関わらず、柵を越えて危険行為をした2人の女性たちがいます。年齢は推定20~30歳、柵に3~4メートル入った場所で岩に登り写真を撮るのに熱中しています。

その危険な行為を目撃した人が女性たちの写真を撮って、国立公園へと情報を提供しました。今回の事件を受け、国立公園側はより安全対策の警戒のレベルを上げています。

1970年には、正に同じ場所で、看護婦の女性が転落し死亡した事件が起きているそうです。

以前、タイ中部のトラート県でもSNS映え狙いの人物が世を騒がせました。チャン諸島海洋公園の絶滅危惧種の貴重なサンゴの上に座ったタイ人男(45歳)が、その写真をソーシャルメディアにアップ。多くの人から非難を浴びた上、最高100万バーツ(約420万円)と10年の禁固刑に処せられる危機に陥りました。その後、本人が「絶滅危惧種とは知らなかったんです」と謝罪しています。

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