
美しい海やビーチが魅力のタイ。自然に恵まれていて、綺麗な景色や多くの生き物が人々を魅了しています。そして、時にはこんな事も…。
*漁師の目前に驚きの訪問者
パタヤに住む漁師のマイユッド・ヨーニンナクルーアさんは、この仕事に就いて約10年。
先日、パタヤから西に約21キロの沖合にあるパイ島近くで漁をしていました。パイ島は別名「バンブーアイランド」とも呼ばれ、手つかずの自然が残る穴場として観光客に人気です。
この日、彼の釣り船に思わぬ珍客が寄ってきました。
やって来たのはジンベイザメ(Whale Shark)。魚類の中で最大の種であり、鯨の次に最大の生物です。体長は平均5.5~10メートルで、18.8メートルという驚きの大きさの物が2001年にアラビア海で発見された事もあります。世界各地の熱帯・亜熱帯・温帯の海に住んでいて、鮫ではありますが、人に危害を加える事はあまりないそうです。
パタヤでジンベイザメが目撃される事は珍しく、マイユッドさんもこれまで見た事はなかったそうです。今回のジンベイザメはとてもフレンドリーで、漁船の後をずっとついてきて、しばらくすると、マイユッドさんと漁師仲間が触れる距離まで寄って来ました。
*心和む動画を撮影、SNSにアップ
マイユッドさんはスマートフォンで、漁師仲間とジンベイザメが触れ合う模様を撮影し、2本の動画をフェイスブックにアップしました。
「うわあ、すごいぞ!ジンベエザメがたまにやって来るって話は聞いてたけど初めてだ!ネットでみんなに見て貰いたいよ!」とマイユッドさんは動画を撮りながら、興奮気味に話しています。
マイユッドさんの希望通り、現在、この動画に対して200以上のコメントが寄せられ、1,600回以上もシェアがされています。
*コロナ禍が自然を癒す皮肉
地元の人々は、ジンベイザメがやって来るのは付近の海の環境が良くなっているからだろうと言います。コロナ禍のため、パタヤに大挙して押し寄せていた外国人観光客がいなくなり、ボートやフェリーが忙しく行き来する事もなくなっためです。
人々を苦しめ続けるコロナが、反対に、自然にとっては良い方向に働いているのは皮肉な話ですね・・・。
ちなみに、今回の目撃以外では、2018年10月にプーケットの南部にあるラチャー島近くで若いジンベイザメがツアーボートに寄って来た例が報告されています。
いずれにせよ、コロナ禍でストレスがたまったり、悲しみに沈む中、今回の和やかな動画は一服の清涼剤のようです。



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