
仏教国であるタイ。国民の約95パーセントが仏教徒です。そのためワットポーやワットアルンなど荘厳で美しい寺院がたくん国内にあります。そして中には変わった寺院もあります・・・。
地獄ツアーが話題の寺院
バンコクから約260キロに位置するタイのイサーン(東北部)のナコンラチャシマー県。別名のコラートでも知られています。周りをチャイヤプーム県、コンケン県、ブリーラム県、サケーオ県、プラチンブリー県、ナコンナーヨック県、サラブリー県、ロッブリー県に囲まれています。クメール王朝時代の遺跡であるピマーイやパノムワンなどもある歴史のある地方です。また世界自然遺産に登録されているカオヤイ国立公園などがあり自然豊かな場所でもあります。
地元メディアの「ネーションTV」によりますと、このナコンラチャシマー県にある「ノンサートフォレスト寺院、別名カルマ・ベース・フォレスト寺院」で地獄ツアーを開始したそうです。
地獄ツアーの目的は訪問者たちにカルマ(業。善い業=善行には良い結果が、悪い業=悪行には悪い結果が訪れるとされる仏教の教え)を教えること。このツアーに参加すると悪い行いを恐れ、善い行いをするようになるそうです。
寺院の中にはたくさんの昔の映画のポスターが貼ってあります。それらは生前悪い行いをすることで地獄に落ち泣き叫ぶ人々や、悪行のため来世で動物や悪魔となって生まれる羽目になる人々を描いています。昔の手描きのポスターはすごい迫力で、見る人はすぐにカルマについて納得するそうです。
子供や若い人たちにカルマを知って貰うことが目的
ティーチャープンことプンタナチャイ・ムアンプラカイさん(60歳)によると、この地獄ツアーは同寺院の修道長のアイディアで「子供や若い人にカルマについて分かりやすく知って貰う」ために始めたそうです。近い将来、ライトや音響も加え、よりドラマチックな展示したいと考えているとか。
もともと同寺院は末期患者や僧侶を受け入れているケアセンターの役目を果たしているそうです。
そのため同寺院の中には遺体焼却場があり、壁は雲色に塗られ、亡くなった人々を天上へ送り出すかのようなイメージを与えています。
少し変わったツアーのようですが、結局、ブッダの教えを伝えることが目的なのです。
関連記事



LEAVE A REPLY