タイの地元メディアで報道されていた外国人が引き起こした珍ニュースを２つご紹介します！

デッキチェア使用料未払いで逮捕！

タイの人気ビーチリゾートであるパタヤ。現地のパタヤ警察署が外国籍（出身国や年齢、名前などは未公表）の男２人を逮捕したと発表。逮捕の理由はビーチのデッキチェアの使用料の支払いを拒否したためです。

目撃者によりますと、上半身裸の太々しい態度の外国人男２人が許可も得ずに黙ってデッキチェアに寝っ転がって大きな声で話し始めたそうです。デッキチェアを管理しているタイ人男性が料金を支払うように彼らに言うと、２人は逆切れ。管理人男性に食ってかかってきました。

大声での喧嘩合戦になり、目撃者から警察へ通報が寄せられ、署員が駆けつけ、事態を収めようとしました。しかし、２人は支払いをやはり拒絶し続けました。その内、１人の男が隙を見て近くのロイヤルガーデンモールへ逃げ込みましたが、すぐに捕まりました。

今回の事件の舞台となったデッキチェアの料金ですが椅子のタイプ別で５０～１００バーツ（約２１０～４４０円）と決してボッタくり価格ではありませんでした。

２人にどんな罰が下ったかはまだ報道されていません。

偽ID販売フランス人逮捕！

CCIB（サイバークライム調査局）はタイ北部のチェンマイで偽IDカードを販売したとしてフランス国籍の男を逮捕しました。

フランス警察はタイに住むフランソワという男（５１歳）がインターネットを通じて偽IDカードが販売していることを突き止めました。それらの偽IDカードは犯罪に使われ、その被害総額は９，０００万ユーロ（約１４７億円）にも上っています。

フランソワはチェンマイのハンドン地区にタイ人妻と一緒に１５年もの間暮らしています。フランス警察はフランソワを逮捕するためCCIBと緊密に連携、先日、犯人の家を急襲しました。

しかし、そこにフランソワの姿はなく、妻のワチラポーンさんと彼らの娘がいるだけでした。妻によると、フランソワはフランスに戻ったということでした。家でCCIBは偽IDカードや製造のためのコンピューターやプリンター、ラミネート加工機などを押収しました。

ワチラポーンさんは夫の犯罪行為のことをまったく知らず、「彼は語学を子供に教えて生計を立てていました。家族の暮らしにはそれで十分でした」と語っています。

CCIBはフランソワと共に偽IDカード販売に携わっていたとして同じくフランス人のジョナサン（３１歳）をチェンマイのコンドミニアムで逮捕しました。

CCIBはフランソワの罪を証明する証拠として今回の捜査の結果をフランス警察へ渡しました。