タイの地元メディアで報道されていた珍ニュースをご紹介します！
９０分で６件のコンビニ強盗をした男！
チャオプラヤー川の西に位置するトンブリー地区。水路に沿って木造家屋が並ぶ昔ながらの住宅街があります。「暁の寺」として有名なワット・アルンもこの地区にあります。最近ではアイコン・サイアムができるなど開発がどんどん進んでもいます。
そのトンブリー地区で、ペット（２２歳）はまず早朝４時にソイ・プラッチャーにあるコンビニに強盗に入りスタッフに現金を要求しましたが相手が応じなかったため、何も捕らずに逃走。続いて、同じソイ・プラッチャーの別なコンビニに挑戦しますがまたも何も得られず。
そして、また同じソイ・プラッチャーのコンビニに入り、持っていたハサミでスタッフを脅し、やっと何とか３００バーツ（約１，１６０円）を手にします。続いて４件目で１，０００バーツ（約３，９００円）を脅し取り、５件目でもやはり１，０００バーツを捕っていきました。そして６件目では最高額の１，２００バーツ（約４，６００円）をゲットしました。６件の強盗及び未遂で合計３，５００バーツ（約１万４，４４０円）を盗みました。
６時間後には逮捕される！
それぞれの店で費やした時間は約１０分。ペットは自宅へ午前５時半に戻ってきました。
コンビニからの通報で、ラッブラーナーとワットプラヤカイ、ブッカローの３つの警察署が力を合わせて調査にあたり、６時間後にはペットをコーレアム地区のソイ・チャローンクルンの自宅で身柄確保。犯行時に使われたバイクのヘルメットや脅しに使ったナイフなどを押収しました。
警察の事情聴取でペットは「２か月前に失業し、お金がなくなって困っていた」と供述。捕った金は子供のミルク代に使ったとも言いました。
生活苦の中家族のために行った犯行だと思うとやり切れないですね。しかし、強盗は強盗。ペットは最高３年の懲役また最高６，０００バーツ（約２万３，０００円）の罰金を科せられます。
２０２１年にイサーン（タイ東北部）のコンケーン県でデトナロン・ワンナサン（２７歳という男が、ある夜、コンビニ強盗に入り、翌日の朝、今度は金行と呼ばれるゴールドショップに強盗に入る事件がありました。今回の事件はそれを上回るスピードと回数でしたね。
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