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タイの警察官採用試験で大規模なカンニング発覚!名門大学生も関与

タイの警察官採用試験で大規模なカンニング発覚!名門大学生も関与

タイの首都圏警察は、昨年2016年12月4日に実施した警察官採用試験を受験した1万3千人以上の受験者のうち347人が不正を行うなど、組織的なカンニングが発覚しています。

昨年2016年12月の警察官採用試験では、タイの一流大学の現役大学生が、一人当たり2万~3万バーツ(約6万~9万円)の報酬を受け取って、大きな文字で回答することで、その回答を見た、近くの席に座っている依頼者の息子が書き写すという、古典的な方法で行われていました。

割の良いバイト感覚で、依頼者の息子にカンニングさせるために試験会場で模範解答を書いた、タイの一流大学の学生51人に対しては、近いうちに逮捕状が請求される模様。

2012年には、タイで人口がバンコクの次に多い、東北部ナコンラチャシマ県(コラート)で行われたような、受験者に受信機を持たせ、 試験会場の外から正解を知らせるようなハイテクのカンニングが行われています。

そのため、昨年2016年12月の受験者は上半身裸&裸足でスボンを膝まで上げた、半裸で行われました。さらに、試験会場に入る際には、順番に金属探知機を当てるだけでなく、ズボン上から触って、カンニング用の受信機を持ち込んでいないか、のチェックも行われました。

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大部分の受験者はカンニングに関与していないこともあり、一部の不正受験者のため試験のやり直しを行うという情報に、受験者のなかにはSNS上で不満を漏らす人もいたそうです。

タイはここ2年ほど、あまり景気が良くないためか、タイの警察官の給与は高くないものの、管轄地域での、給与以外の副収入が見込め、また、公務員のため景気に左右されずに安定している警察官の仕事は、以前より人気が高まっているようです。

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