タイの地元メディアで報道されていた珍ニュース2つをご紹介ます!
バンジージャンプの紐が切れる!
「エクストリームスポーツ」というジャンルの一つであるバンジージャンプ。バヌアツ共和国のペンテコスト島の成人への通過儀礼であるナゴールが起源とされています。
自分の度胸を試されるスポーツですが、先日、パタヤのバンジージャンプ施設で危うく死にかける事件が発生しました。
香港から観光客のマイクさんとその友人。最初に友人がバンジージャンプに挑戦し見事成功。
マイクさんも続いて挑戦。スタッフが足に紐をしばり、マイクさんは地上30メートルからジャンプ。ところが、地上から5メートルくらいの地点で紐が切れてしまいました!
マイクさんは水の中へ落下、一度は気を失いますが、意識を取り戻して水面に顔を出し、スタッフのいる場所へ自力で泳いで行きました。
香港メディアのインタビューに対しマイクさんは「水面に当たった時はとてつもない痛みだった。意識を失ったくらいだからね」と語っています。
大事には至らず!痛み止めを与えられる
スタッフに水から引き上げて貰い、マイクさんは地元の病院へと救急搬送されました。医師がチェックをしたところ、脇の下の皮が剥がれ、足に青あざができ、左目が腫れて赤くなり、全身に痛みを感じる状態でした。しかし、肺などに異常はなく、手術や入院の必要はありませんでした!医師はマイクさんに痛み止めを与えただけでした。
たった1万バーツで済まそうとする運営会社!
状態が良くなると、マイクさんはパンジージャンプの運営会社にEメールを送りました。事件での損害賠償を要求するためです。
それに対し運営会社は、チケット分2、000バーツ(約7,700円)と病院での治療費8,000バーツ(約3万円)のみを支払うと返答。
もちろん、マイクさんは納得する訳がありません。
そして香港へ戻り、現地病院でCTスキャンやMRIなど精密な検査を受けました。3日間入院し、5万香港ドル(約85万円)がかかりました。幸運にもマイクさんは旅行保険に入っていたのでそれで費用はカバーされました。
マイクさんは運営会社にEメールを送り続けていますが返事はなし、TAT(タイ観光局)に救いを求めましたが、こちらからもEメールが返ってきていないそうです。
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