
仏教国であるタイ。徳を積むために人々は日常的に他人に親切をしています。しかし、中には、それを逆手に取って酷い行いをする輩もいます。先日もこんな事件がありました。
「バンコクまでヒッチハイクさせて貰えないか?」
タイ東北部にあるウドンタニー県。ノーンカーイ県、サコンナコーン県、カーラシン県、コーンケン県、ノーンブワラムプー県、ルーイ県などのお隣さんです。コラート台地の中央部に位置していて、ユネスコの世界遺産に登録された青銅器時代のバーンチエン遺跡が有名です。
そんなウドンタニー県に住むカニッタさん(29歳)が現地の警察署に届けを出しました。ヒッチハイカーに彼女たちのホンダBR‐V SUSを盗まれたというのです。
カニッタさんと兄のアピワットさん(36歳)は、友人の家を訪問するため、バンコクからウドンタニー県へドライブしてきました。しかし、友人は留守、仕方ないので、バンコクに戻る前に、近くのショッピングモールに立ち寄ることにしました。
カニッタさんたちは、そのモールの駐車場で、30~35歳にくらいに見える男から「バンコクに帰りたいんですが乗せて貰えませんか?」と頼まれたそうです。
男は真面目そうで、服装も普通で、金のネックレスをしていることから経済状態も悪くない人物だろうと、カニッタさんたちは考え、男の申し出に対しOKと言いました。
ウドンタニーの街を出て高速に入る手前で、カニッタさんたちはコンビニに寄ることにしました。
「恩を仇で返された」親切兄弟!
3人が車を出た時、アピワットさんは助手席の靴を取るためにオートロックをオフにしました。その次の瞬間、ヒッチハイカーの男は運転席に乗り込み、カニッタさんたちを残して、猛スピードで走り去って行きました。
カニッタさんは地元メディアのインタビューに対し、「警察がCCTV(監視カメラ)をチェックして行方を追っています。みなさん、知らない人をむやみに信じるのはやめておきましょう。大きな代償を払うことになりますよ」と回答し警告をしています。
親切な行為を仇で返された運転手はカニッタさんだけではありません。今年2月にはアプリを通じて配車サービスを行っている76歳の男性運転手が「私も運転してみたい」と女性客から言われ、運転席に座らせると、そのまま逃げ去った事件がありました。
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